日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第190回大阪駅前水曜集会




日  時 : 2022年6月1日(水) 19:00〜

【報告】


7カ月ぶりに現地で開催できた第190回大阪水曜集会には36人が集まりました。

まず、参加された方が「沖縄の闘い、そして維新政治を批判する」アピール。
日本維新の会、大阪維新の会による人権無視の政策は、ヘイトスピーチの流れる社会をつくってしまった。
IR計画にも市民の反対の声が日ごとに大きくなっている。
2013年当時日本維新の会代表で大阪市長だった橋下徹が、普天間の海兵隊司令官に「もっと風俗活用を」と言い、相手の顔がこわばったと語ったが、国際的にはとうてい認められないことを代表が言うのが日本維新の会のジェンダー認識である。2022年名護市長選挙は、辺野古移設を進める市長が当選した。
しかしあとの調査では61%が新基地反対だと答えており、平和を求める運動は、負けていないと確信している。



次に、関西ネットからの報告。
今期国会で成立見通しのAV新法について、性行為を行うことを否定しない新法は人権に反している。
共に考え、抗議の声を上げ続けたい。
また、韓国外交部が「尹美香さんが日韓合意の内容を事前に知っていたにもかかわらず、被害者たちに隠していた」と主張し、日本のメディアが報道している。
韓国新政権が、尹美香さんを攻撃する裏側には、被害者置き去りの日韓合意を正当化し、加害責任をなかったことにしようとする日本政府の策動がある。



引き続き関西ネットから。
尹美香さんへの攻撃は個人的な問題ではなく、日韓合意が正当だとしたい韓国政府による私たち運動側への攻撃である。
日韓合意の本質は「二度と言うな。黙れ。口を閉じろ」という日本政府の意志。それを押し通すために、事実ではないことが、何の検証もないまま、日本で報道されている。
私たちは、これにあらがうためにも、平和の大切さを訴え、戦争を許さない、女性に対する性暴力を許さない機運をもっと高めていこう。



最後に、みんなが夜空に腕を高く振り上げ、シュプレヒコールをしました。


2022年06月01日(水) No.133 (報告)

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