日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

3.8国際女性デーに連帯して〜ドキュメンタリー映画「金福童」上映会




日  時 : 2023年3月5日(土)11:00 14:00
場  所 : シアターセブン

3月8日は、20世紀初頭、女性たちが自らの人権を求めて立ちあがった日です。金福童ハルモニと吉元玉ハルモニがお金を出し合い、戦時性暴力被害に苦しむ女性のための「ナビ基金」を設立したのも2012年3月8日の国際女性デーでした。

上映会には、午前と午後あわせて94人が入場し、ほぼ満席の大盛況となりました。
ふだんはお見かけしない方や、若い人たちの参加もあり、映画「金福童」を通して、多くの方がハルモニと出会い、その名や生き方を心に刻む機会になったことでしょう。

上映後のトークゲストにはColabo代表の仁藤夢乃さんがスタッフや、Colaboとつながって、アウトリーチ(家に帰りづらい若い女性たちに声かけをして必要な支援をする)活動をともにしてきた女性たちと一緒に来てくれました。


<トークゲスト 仁藤夢乃さん>

仁藤さんは、ご自身の活動に対するバッシングの中で投げつけられた暴言や書き込みが、「慰安婦」サバイバーに対する罵詈雑言とまったく同じ言葉だったことが、「慰安婦」問題を意識した最初だったと語りました。

仁藤さんは、平和のウリチブをはじめて訪問したとき、日本語でやさしく語りかけてくれるハルモニ方と会って泣いてしまったこと、それは、同情ではなく、自分がふだん関わっている少女たちと重なって見え、ハルモニ方の生きた過去と現在の少女たちの変わらない現状が悔しかったと話しました。


<映画「金福童」パンフより>

また、今は関西に住むColaboの仲間の女性も舞台に上がり、Colaboと出会い、仁藤さんやスタッフと家族のように過ごしてきたこと、今Colaboがいわれなきひどいバッシングに遭っていること、大人は、ネットに書かれていることをそのまま信じないで、自分で確かめてほしい、決めつけないでと、語ってくれました。

性搾取の対象とされた女性たちが、その責任を押し付けられ、差別や暴力にさらされるのは、日本軍「慰安婦」問題も現在の性暴力も同じです。私たちは今なお続く男性中心の社会構造の問題をしっかりと見据え、女性への人権侵害を許さず、ジェンダー平等社会の実現に向け、金福童ハルモニの勇気と希望の人生を記憶しましょう。
2023年03月05日(日) No.153 (報告)

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