日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告

第208回大阪駅前水曜集会




日  時 : 2024年1月10日(水) 19:00〜
会  場 : ヨドバシ梅田前

【報告】


2024年1月10日 第208回大阪水曜集会には38人が参加しました。

今年最初の水曜集会ということで、日本政府の謝罪や賠償を待ちながら、無念のなか2023年に亡くなったサバイバー方を紹介し、黙とうを捧げました。

「水曜デモをごぞんじですか」を歌った後、1月1日に起きた能登半島地震について、帰省先で被災した仲間からの報告がありました。
厳しい寒さのなか、200人を超える死者が出ている。
住む所を失い、厳しい避難生活を送る人や、今なお救出を待つ人がいる。犠牲になった方を悼み、今日よりは明日と状況がよくなることを願って黙とうをしました。



関西ネットからの報告は、日本軍「慰安婦」問題解決運動は30年を超え、いまだに解決は見えないなか、女性差別や性暴力問題が続く日本社会が変わらなければ、「慰安婦」問題は解決しない。
自らの性被害を訴え、自衛隊という巨大組織にひとり立ち向かった五ノ井さんは、「慰安婦」被害者に続く#MeToo.であり、性犯罪刑法に不同意性交罪が導入されたことなどの前進には希望が見える一方で、松本人志の性加害問題など、いまだ告発した女性を非難する声もあり、社会やメディアの姿勢が問われていると訴えました。



次に映画「金福童の希望」から「ハナ」を歌い、パウィチョロムの踊りと続きました。



ゲストからのアピールは、サボテン企画のメンバーが、バナー持参で来てくれました。
イスラエルによるパレスチナ人への攻撃は、休戦終結後も、ガザ地区に地上作戦を拡大し、住民を大虐殺し、多くの子どもたちを死に追いやるというジェノサイドを行っている。
そして「歴史を学ばない者は同じ間違いを繰り返す」「歴史を知る者は同じ間違いをぼう然とみている」という言葉が紹介されました。



その後、1月20日にとよなかすてっぷにて開催される、映画「万愛花 闘いこそが人生だった」上映会と石田米子さんのトークについてアピールがありました。



シュプレヒコールでは、万博をやめて、政治は汚いお金を洗い出し、被災地に支援しろ! 原発は動かすな!日本政府は人びとの安全・安心を守れ!ソウル高裁判決を受け入れて被害者に謝罪、賠償せよ!私たちは声をあげ続けるぞ〜と平和の喊声を冬空に挙げました。





2024年01月10日(水) No.203 (報告)

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