カロシに暮らすジャヘランさんは学校を出てから、糸を紡いで布を織る仕事をしていましたが、銃をもった日本兵によってチャルックというところにあった慰安所へ連行され、暗い部屋に閉じ込められレイプされました。 恐怖に泣き叫んでも棒で脅され、料理などの労働もさせられました。 10日後、解放されて家に帰ると父親は激昂して「家から出るな!」「死んでしまえっ」などの言葉を浴びせ、ジャヘランさんを殴りました。 両親によって決められた相手と結婚しましたが、慰安所でのことを恥じて、辛い思いで過ごされました。 その後、その夫は病死し息子も事故死しましたが、現在の夫とは4人の子ども、ひ孫も20人ぐらいいて穏やかにくらしてこられました。しかし、時々辛い記憶がよみがえり悲しくなるとおっしゃっていました。 |