日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク * 活動報告
第204回大阪駅前水曜集会
日 時 : 2023年9月6日(水) 19:00〜
会 場 : ヨドバシ梅田前
【報告】
関東大震災発生から100年を迎えた9月の水曜デモはゲストが多く、約60名が参加しました。
関西ネット報告では、関東大震災における朝鮮人虐殺について多くの事実が解明されてきたにも関わらず、事実に向き合わない日本政府の姿勢を批判するとともに、追悼の場にメッセージも送らず、自費で参加した尹美香議員に対して朝鮮総連主催行事に参加したと除名処分まで言い出す尹錫悦政府の姿勢を強く批判した。
前挺対協事務局長の梁路子さんは、この3年6か月の間の尹美香議員や活動家たちへの攻撃の本質を見抜いて応援と連帯の声を届けてくれたことへの感謝と、これまでの裁判闘争の経緯や続く攻撃に対してもハルモニたちの名誉、ソン・ヨンミ所長の名誉を回復するという気持ちで最後まで闘う決意を語った。
全国行動が生活支援を続けているインドネシア・パレパレにいるチンダさんの体調が思わしくないと聞き、関西ネットのメンバーが支援団体のヌールさんらと訪問した。「慰安婦」問題は女性の性被害の問題だ。私たちは連帯してこの問題をなんとかしなければと気持ちを新たにし、今後も支援をしていく、詳細はニュースやHPでと報告した。
韓国正義連イ・ナヨン理事長が日本軍「慰安婦」問題解決運動初期からともに闘って来た活動家たちに感謝を伝え、韓国政府の活動家弾圧と日本政府の軍国主義の歩みという厳しい状況の中でも韓日連帯を続けば遠からず平和が来るだろうと話した。
若者アピールでは全国行動の仲間が、「慰安婦」問題や徴用工問題など様々問題に目を背けることが出来るのはマジョリティで、社会に同化していれば支障がないからだ。
社会はそういう人たちだけで成り立っていないことを運動を通して知ることが出来た。
被害者たちは自身の問題から目を背けることはできない。
横のつながりを持った被害者同士を前に進めることができるのは私たち日本人だ。それを忘れてはいけないと訴えた。
サンフランシスコの「慰安婦」正義連盟のメンバーからは、政府にないがしろにされる課題は必ず追及する必要がある、全ての女性に対する性暴力をなくしていこう、「慰安婦」被害女性たちの正義を達成することは現在の被害にさらされている女性たちの現状を変えていくことにつながり未来へとつながる、などそれぞれの思いを語られた。
最後は、今回にふさわしい「ともにいこう」を歌い、シュプレヒコールで終えた。
2023年09月06日(水)
No.166
(報告)
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